伊藤左千夫生家

成東駅の乗り換えがあったので、途中下車して伊藤左千夫生家へ。ずっと行きたいと思っていたのだが、千葉県民でも成東はあまり行く機会が無いのだなぁ・・。家屋の保存状態も良くのんびりできる。生家に隣接した茶室もある。

案内板によると、明治33年4月29日左千夫宅を訪れた正岡子規が「さすが茶を好める人の庭、塵ひとつ無い」と言ったことにちなんで、「無一塵庵」と名づけられたとか。年譜によると、子規が訪れたのは成東ではなく、本所茅場町(現在の錦糸町駅の辺り)の左千夫宅だったようだ。

庭の一角にアララギが植えられ、『野菊の墓』映画化記念樹、1981年 松田聖子と小さく書いてあった。あの聖子ちゃんか、と気がつくのに数秒を要したが、若かりし聖子ちゃんがこんな所まで来たのか・・と思った。