おんな組いのち

おんな組いのち』旗揚げ興行@紀伊国屋ホールへ。
『おんな組いのち』は、中山千夏さん、朴慶南(パクキョンナム)さん、辛淑玉さんが中心となり、「暴力は嫌だ、暴力を止めたい、暴力の最たるものである戦争を止めたい」という志で発足したグループ。

永六輔さんの司会で、歌やトークを聞かせてくれた。初めて中山千夏さんを見たが、とても気持ちよさそうに歌っていた。伴奏は、小室等さんのギター。小室さんは、反戦歌「死んだ男の残したものは」「おしっこ」、"What a wonderful world" を日本語で歌ってくれた。「おしっこ」は、少し早いメロディーに変わっていた。私はやっぱり前のゆったりしたメロディーの方が好き。

会場に吉川勇一さんがいらして、反戦歌「死んだ男の残したものは」と「おしっこ」が生まれたいきさつを話してくれた。「死んだ男の残したものは」は、谷川俊太郎作詞、武満徹作曲の反戦歌で、べ平連の集会で歌うため、その前夜一晩で作曲されたそう。「おしっこ」は、今こそ第二段の反戦歌を作るべきだと、吉川さんに依頼された谷川さんが作詞し、小室等さんが作曲した。

「おしっこ」の歌詞

ピーコさんも登場、「戦争は嫌です」と。太田スセリさんの一人芝居や神田香織さんの「はだしのゲン」の講談も良かった。

1月23日(日)セシオン杉並ホールにて、神田香織さんが講談「はだしのゲン」を語る。資料代500円。