奥山@ジェネジャン

深夜1時より、ジェネジャン日本テレビ)を視聴。奥山貴宏氏が出演するため。

ちょうど1年前に同じ番組に出演して、大きな反響があった。彼のサイトのBBSに、何人もの人が「感動しました」と書きこんだ。今年もまた、彼のもう一つのサイトにも多くの人がメッセージを寄せた。

彼の語った中で、「どんなに憎いと思う人でも、いなくなったら、やっぱり寂しく思うと思うなぁ」という言葉が一番心に残った。

自分のことを忘れて欲しくないから、一語でも多くの言葉を書き残したいと奥山氏が言うのは、やはりライターだからだろう。

私は自分が死んだ後、誰かに覚えて欲しいという欲求は、ほとんど無い。人は忘れ去られるものだと思っているから。人類の歴史の中で、今に記憶されている人なんて、ほんの一握りの人だし、自分の命は、何人もの無名の命からつながっているとも思う。

サイトに「人は二度死ぬんです」と書き込んでいる人がいた。自分が生命を終える時と、自分を覚えている人たちが生命を終える時に。どれほどの人の心に自分が生きられるのかなんて分からないけど、私はその言葉に共感した。