okuyama

池田晶子さん

先日放映された奥山貴宏さんの番組の感想を池田晶子さんが『週刊新潮』に書いていると知ったので、雑誌を購入。コラムは「人間自身」というタイトルで、1ページの連載もの。考えさせられることもあったが、疑問に思うことも多かった。少し書いてみたい。私…

ETV特集「オレを覚えていてほしい」

今年4月に亡くなった奥山貴宏さんの番組。奥山さんの文章の面白さを多く味わえるような見せ方や、いたずらに感情を盛り上げようとするような、余計な効果の無い作られ方が良かったと思う。講演会の時の奥山さんの姿や、誕生日の話が、とても懐かしかった。 …

奥山貴宏著 『33歳ガン漂流ラスト・イグジット』

死の直前まで書きつづけられたブログをまとめた本。誤字や脱字など最低限の修正以外、ほとんど手を加えないでまとめられたと、編集者からのコメントが巻頭にある。著者の許可をもって形を変えることができない以上、そのままの形式を尊重したのかもしれない…

『シャーマンの秘薬』 奥野秀章

奥山貴宏氏の父、秀弥氏の著書。本に短いプロフィールが載っていて、内科医だと知った。貴宏氏の日記に、父親がガンの特効薬についての新聞記事を集めて教えてくれると書いてあったが、内科医であるとは書かれていなかったと思う。自費出版する本を書いてい…

サ母上

奥山貴宏氏のサイボーグお母さんからのメッセージ

『32歳ガン漂流エヴォリューション』 奥山貴宏

『31歳ガン漂流』の第二弾として、ネット上で書き続けられてきた日記とブログがまとめられた本。一度読んだものだからなぁと思って購入していなかったのだが、著者が亡くなった今となっては、彼の書き残した言葉がいとおしく購入した。目を通して、リアルタ…

奥山さん

奥山貴宏さんが亡くなった。しばらく更新が途絶えても、数日後にはいつも更新され続けてきたから、大丈夫と平気でいた。でも末期ガンだったから、いつかこうなることも分かっていた。 最後のメッセージ 死にたくないな。 書店で会いたい。 本屋でセットで買…

奥山@ジェネジャン

深夜1時より、ジェネジャン(日本テレビ)を視聴。奥山貴宏氏が出演するため。ちょうど1年前に同じ番組に出演して、大きな反響があった。彼のサイトのBBSに、何人もの人が「感動しました」と書きこんだ。今年もまた、彼のもう一つのサイトにも多くの人がメッ…

33歳ガン漂流

『31歳ガン漂流』の著者、奥山貴宏さんは、今日が33才の誕生日。彼が公開しているブログにそのことが書かれると、50人以上の人がメッセージを寄せた。11月5日BlogB.C.とは、"before cancer"、A.D.とは、"after disease"と読むのが良いだろう。ちょうど一年前…

Oさんの日記から

アンダーワールドのカール・ハイドからのメッセージの訳がV2より届いたので、紹介。Dear TakahiroWe send you peace, and a gentle journey We all fall towards the light.2003 Karl xxx - 安らぎと穏やかな旅路を祈っています。 僕らは皆、光に向って落ち…

ガンのOさんに

ガンに罹患したOさんは、死を恐怖している。当然のことだろう。でも仮にも死が恐怖でなければ、死ぬ間際の辛苦は、ずい分と和らぐのかもしれない。死んで生まれ変わりがあると信じれば、またこの世で自分に課した課題が終わったから死が訪れるのだと考えれば…

奥山さんの講演会

2月に奥山さんの講演会があった。参加費5000円は少し高いような気もしたが、奥山さんに会いたい気持ちが強くて行くことにした。会場に着くと入り口の所で、奥山さんが笑いながら話していた。HPでNYへ行ったときの写真を見て、多分この人なんだろうなと思…

奥山さんのこと

奥山さんのどういうところに惹かれるのか、今それを書くことはとても難しい。リアルタイムで日々進行中だからだ。彼の日記を読み、誤字を見つけたことを理由にメールを書き、その返事に喜ぶ。BBSに書き込み、本の書評を書く。講演会に参加し、彼が出演したテ…

 『31歳ガン漂流』 奥山貴宏

昨年の11月、本屋で『31歳ガン漂流』という本を見つけた。いわゆる闘病記といわれるジャンルは、あまり読まないのだが、年齢が自分と近かったことと表紙の絵に惹かれて、なんとなく手に取ってみた。しばらく立ち読みしていると閉店時刻になったので、著者…